top of page

小さな約束を積み重ねる

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 11月15日
  • 読了時間: 3分

今週も稼働3日で40面談をこなした。

朝9時から夕方6時まで、30分刻みで12〜14件のオンラインミーティングが続く。

その合間に資料をつくり、見積書を送り、メッセンジャーで連絡を返す。

さらに同時並行で15件のマッチングを成立させていく。

こうして書き並べると慌ただしく見えるが、実際には淡々とした作業の連続である。

ひとつずつ、呼吸を整えながら進めていくほかない。


この働き方を静かに支えてくれているのが、昨年導入した tl;dv である。

オンラインミーティングを録画し、文字起こしまで担ってくれる。

その蓄積はすでに2千件を越えた。

数字として積み重なった記録を眺めると、自分が歩いてきた軌跡がそのまま可視化されているようで、不思議と背筋が伸びる。

もちろん、この全てが成果に直結しているわけではない。

だが、続けてきたという事実だけは確かにそこに残っている。


昔の上司の口癖を思い出す。

――「成せば成る」。

若い頃は勢いのある励ましの言葉くらいにしか聞こえなかった。

しかし今では、この言葉の裏側にある“日々の積み重ね”が、どれほど地味で、どれほど力を要するものなのかが少しだけ分かるようになった。

成そうとする意志と、成すための行動。

その両方が揃ったときに、ようやく何かが動き始める。


昨日、とあるラジオの収録があった。

「経営者としての成功の秘訣は何ですか」と問われた。

成功と呼べるほどのものではないと感じつつも、問われた以上は答えなければならない。

そこで口をついて出たのは、飾り気のない一言であった。


「決めた小さなことをコツコツやり続けること」


結局のところ、誰との約束よりも、自分との約束を守れるかどうかがすべてである。

そしてそれこそが、一番難しい。

他人は誤魔化せても、自分はすべてを知っている。

積み上げているつもりなのか、ただ逃げているのか。

その小さな嘘は、必ず自分の中に残っていく。

逆に、たとえ周囲に伝わらなくても、淡々と続けてきた積み重ねもまた、自分の中に確かな重みとして刻まれる。


今こうして、毎日続けているブログを書いているのも、誰に向けた証明ではない。

自分自身と交わした約束を守るためである。

文章としてうまくまとまる日もあれば、どうにも筆が乗らない日もある。

それでも書き続けることで、今日という一日が確かに“積み重なった”と実感できる。

小さな行いを続けるだけで、人は思った以上に前へ進めるのかもしれない。


では、この積み重ねはどこへ向かっていくのだろうか。

その答えを知るのは、もう少し先のことになりそうだ。



ree

 
 
 

最新記事

すべて表示
【第5話】2028/11/23とその先に、何を見ているのか

ここまでの4話を通じて、2021年の立ち上げから現在に至るまでの積み重ね、そして2026年から2027年にかけて、徐々にその役割をAIやシステム、そして他者へと移管していくイメージを綴ってきた。 このロードマップの最終話となる今回は、本シリーズのタイトルにもなっている「2028年11月23日」という日付と、その先に広がる景色について、現時点での私の視座を静かに記しておきたい。 私の中で、2028年

 
 
 
【第4話】 2027年、前線からの離脱と「感性のデジタル化」

第1話からここまで、2028年11月23日という一つの確定未来を軸に、現在のNCU合同会社(研究会)が置かれている位置と、そこへ向かう道筋を言語化してきた。今回は、そのロードマップの中でも特に大きな転換点、あるいは「特異点」となるであろう一年、2027年について記したい。 前回は、2026年がAIとの本格的な協働を開始する実験の年になると述べた。その延長線上に位置する2027年は、私がこれまで固執

 
 
 
第3話 2026年、AIとどう協働し始めるか

第1話では、2028年11月23日という私が設定した「ひと区切り」に向けた覚悟を記し、第2話では、これまでの4年間で積み上げてきた実績の棚卸しを行った。 そして今日、このブログではその先にある2026年をどう位置づけているかについて記してみたい。 いま、カレンダーは2025年12月10日を示している。あと数週間で、新たな一年が始まろうとしているタイミングだ。 来る2026年を一言で表すならば、それ

 
 
 

コメント


bottom of page