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執筆者の写真ncu807

教本

営業を始めたとき2本のビデオテープを渡された。


植木等主演

「日本一のゴマすり男」

「日本一のホラ吹き男」

気の利いた上司で「これは営業マンのハイブルだ!」と言って貸してくれた。


その夜は遅くまで2本ともしつかり観た。

笑った。そして面白かった。


明るく元気で前向きな若者が

ゴマすりしながら

ホラ吹きしながら

人生を楽しく切り開いていく話だ。

主演の植木等がそれをユーモラスに演じていた。

娯楽映画だが私にとっては本当に営業マンのバイブルだと思った。


彼は素直だ。

「ゴマすり」や「ホラ吹き」を大切なことだと理解したら臆することなく実行した。

「ゴマすり」とは美点凝視と言える。

人の批判より良いところを見出し褒める。

そうされて嫌な気持ちになる人はいない。

「ホラ吹き」大きな目標設定を宣言すること。

有言には責任を伴い他者からの批判に晒される。

そうすることで自分を鼓舞し実現へと駆り立てる。

そして何よりもモーレツにやると言ったらやり切る努力を惜しまない。

常に最前線でなりふり構わす働き続ける。


結果が出ないわけがない。

挫折も苦難も乗り越えて彼は成長し成功を納めていく。

そんなストーリーだ。

以前ある講演会でこんな話を聞いた。

「居酒屋でバイトをした時

 俺は皿洗いのプロになろうとした。

 どうせやるなら

 日本一の皿洗いになってやろう。

 誰よりを早くきれいで

 ビカビカに仕上げたい。

 一心不乱に皿を洗い続けた。

 まわりの先輩にはじめは笑らわれた。

 どうせ同じ時給なのに と。

 しかし俺はそれでもやり続けた。

 するとからかっていた先輩たちは

 だんだん笑わなくなる。

 上司のみならず

 同僚や先輩からも一目置かれ

 すぐに店長になれた。    」


今の仕事で日本一を目指してますか?

そのための努力をしてますか?

そう簡単にはなれないかもしれません。

でも真剣にそう思い「日本一になる!」と公言してみたら

もしかしたら人生は変わるかもしれない。


まずは2本の映画を観ることをおススメしたい。

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