20日間で48名の参加表明。「個の繋がり」が示すもの
- ncu807
- 2 日前
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更新日:7 時間前
2026年1月19日、銀座にて開催する「経営者育成研究会・銀座交流会」。
目標規模は100名。
特別な広告宣伝は一切行っていない。
しかし、11月20日の案内開始から20日間で、すでに48名の参加が確定している。
平均すると1日あたり2.4名の申し込みが、途切れることなく続いている計算になる。
この数字を、単なる集客の進捗として誇るつもりは毛頭ない。
これは、私が一人ひとりの経営者に直接声をかけ、その対話の中で参加を決めていただいた結果に過ぎないからだ。システムによる一斉配信や、不特定多数への告知で得られた数字ではない。私との個人的な関係性において、「あなたがやるなら行こう」と判断してくださった方々の、信頼の総量であると受け止めている。
ここでは、なぜ広告せずとも人が動くのか、その背景にある私の姿勢と、NCU合同会社が提唱する「関係性のあり方」について、事実に基づき整理したい。
■ 「知らない人」は一人もいないという担保
広告なしで人が集まる理由は極めてシンプルである。
それは、私が「知らない人」を集めようとしていないからに他ならない。
今回の参加表明者のすべては、私が直接お誘いした方々である。
経営者育成研究会は、過去4年間にわたり、地道な面談と紹介、そして対話を積み重ねてきた。
主催者として私が自身の足で稼ぎ、対面し、言葉を交わしてきた面談数は、週に約40名、年間では約二千件に及ぶ。これまでに生み出したマッチングの累計は四千件を越え、公開した対談コンテンツも180本に達した。
しかし、これらは単なる活動履歴の数字でしかない。重要なのは、その裏にある「一人ひとりとの人間関係の密度」である。
今回の「48名」という数字は、マーケティングの手法による一時的な反応ではない。これまでに築き上げてきた、私と参加者個々人との関係性の延長線上にある「応答」である。
彼らはイベントのタイトルやキャッチコピーに反応したのではなく、日々の活動を通じて醸成された私個人への信頼、そして「この場なら質の低いノイズに邪魔されない」という安心感に基づいて動いているのだ。
■ 参加者の「質」と、2026年の関心領域
今回確定している48名の属性を見ると、その傾向は明白である。
参加者の大半は、自ら事業を営む経営者、あるいは特定の専門領域を持つプロフェッショナル(士業・コンサルタント等)で構成されている。初めて参加する方と、既存の会員が混在しているが、いずれも私と直接の接点を持つ方々であるため、場の空気は自然と整う。
彼らの関心領域は、単なる名刺交換や表面的なビジネスマッチングの枠を超えている。
「AI時代の経営のあり方」
「人的資本・組織の再設計」
「コミュニティ経済圏・共創モデル」
これらは、ネット上の情報を拾うだけでは解決できない課題である。
次の5年、10年をどう設計するかという本質的な問いに対し、信頼できる他者との生身の対話を求めている層が中心となっている。私が個別に声をかけたからこそ、こうした深い関心領域を共有できる「質の高い場」が保証されるのである。効率化が進む現代において、あえて「足で稼いだ関係性」を持ち寄ることにこそ、最大の価値が宿る。
■ 実績が証明する「再現性」と信頼資本
「お願いすると来て頂ける」という現象は、今回に限った話ではない。
過去の実績を振り返れば、それは明らかだ。1月の品川ランチ会80名、4月の札幌ディナー会100名、そして9月の大崎ランチ&ディナー会120名。
開催地や形式、規模が異なっても、常に一定の熱量が維持されている。
これは、コミュニティが特定のブームや一時的な需要に依存しているのではなく、私と参加者との個人的かつ構造的な信頼関係の上に成り立っていることの証左である。
この再現性こそが、私が4年間かけて積み上げてきた唯一の資産、「信頼資本」と言えるだろう。広告費で「認知」は買えても、「信頼」は買えない。時間をかけ、誠実さを積み重ねることでしか得られないこの資産を、私は今回の銀座交流会にも惜しみなく投入している。
■ 銀座交流会の本質は「人数」ではない
100名という目標は設定しているが、それはあくまで会場の物理的な上限である。
重要なのは「誰が来るのか」、そして「その後、どんな関係が残るのか」だ。
我々の交流会は、その場限りのイベントとして設計されていない。私と参加者、そして参加者同士の継続的な関係性における、一つの重要な「通過点」である。
だからこそ、広告費を投じて不特定多数を集める手法は採用しない。無理な勧誘や、数を埋めるための営業も行わない。私が直接声をかけ、その意義に共感してくれた方だけが集まる。そうでなければ、場の純度は保てないからだ。
2026年1月19日、銀座。
そこで起きるのは、売り込みや空虚な名刺交換ではない。
「互いの顔が見えている経営者同士が、安心して言葉を交わせる場」である。
過去4年間の実証実験を経て、その確信は揺るぎないものとなっている。
残りの席数は、決して多くはない。しかし、焦って埋めるつもりもない。
一人ひとり丁寧にお誘いし、この場の価値を必要とする経営者に正しく届けること。それだけを基準に、当日まで静かに対話を続けていくつもりである。




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