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  • 執筆者の写真ncu807

天体

440年前と言えば戦国時代だ。

織田信長が本能寺で燃え尽きたのもその頃だ。 空を見上げたら月が欠け初め一刻のうちに暗くなる神秘的光景。 見た人はどんなことを考えたのだろう。 その過程で天王星が月の陰に入るのを知っていた人はいたのだろうか。

2022年11月8日「皆既月食」と「天王星食」が同時に起きた。 正確には442年ぶりだという。

月が欠け始めた頃から約二時間に渡って散歩がてらこの天体ショーを観た。 多くの人が空を見上げスマホで写真を撮っていた。

話を戻すと400年前の日本では刀と火縄銃で物事が解決されていた。 今は兵器と金と民主主義がせめぎあっている。 実は世界地図を色分けすると民主主義国家と専制国家は4:6らしい。 武器をちらつかせて人を黙らせる社会は地球の半分以上を覆っている。 もっと言えば残りも武器を札束に変えて好き勝手やっている社会も多い。

月食は地球と月と太陽が織りなす3者イベントだ。 今回は400年ぶりに天王星という登場人物が増えた。 4者は400年の時を超えてどんな変化をしたのだろう。 知る限り太陽は太陽のままなのだろう。 地球も余計なお荷物(人間)が悪さをしなければ地球のままなのだろう。

アリもアリのまま生きアリとして死ぬ。 象も象として生き象のまま死ぬ。 アリも象もアリはどうあるべきかや象としていかに生きるかを考えることはなさそうだ。 人間だけがそこらへんを思い悩み変化し続けているのかもしれない。 ただ400年経ってもこの程度だ。

刀や火縄銃を必要とせず皆が安んじて生きる社会はいつ訪れるのだろう。 400年後に自分が思い描くことも出来なかった素晴らしい未来があって欲しい。 その為に少しでもできることを考えるとともに一歩づつ行動を起こしたい。


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