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AIに3ヶ月を丸ごと見せたら

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 11月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:11月26日

GPTに「この3ヶ月間のGoogleカレンダーを解析してくれ」と頼んでみた。


正直、軽い気持ちであった。「面談が多いですね」程度の当たり前の返答が来ると思っていた。

ところが返ってきたのは、まるで私の生活を真上から俯瞰したコンサルレポートであり、思わず姿勢を正したほどである。


まず最初の一言が強烈だった。

「朝から晩まで面談マシンとして稼働し続けています」。

言い得て妙とはこのことだ。実際、9時から18時まで30分刻みの面談が続き、昼を挟んでまた面談、夜は会食。早朝はブログや資料作成にあてている。よくもまあ、これだけ人と会い続けているものだと、自分でも半ば呆れる。


驚いたのは、予定の種類まで読み取ってきたことである。

新規面談、深掘りの経営者対談、コミュニティ企画、出張、そして心のケアの時間まで。改めて見れば、私は営業も育成も企画も旅も家族も、一つのタイムラインの上で同時に走らせているらしい。倒れずにここまで来たのは、もう習性のようなものかもしれない。


さらにGPTは、私が掲げる2028ビジョンとの関係まで指摘してきた。


「まだ“走るフェーズ”にいます」。


まさにその通りだ。自走型コミュニティをつくるために、私はまだ自分の身体を使って動き回っている時期にある。一方で「整える」「仕組みに落とす」ための時間が足りていない、と刺してくるあたり、AIとはいえ侮れない。


休めと言うわけではないが、「精神が静まる空白が少ない」とも言われた。どこかで薄々感じていた。旅に出ても、温泉に浸かっても、つい人に会い、つい仕事の話をしてしまう。私は人と会うことで生きる実感を得るが、同時に“沈む時間”が薄くなるのは避けねばならない。


締めくくりには改善案まで提示された。

予定にタグをつける、毎日30〜60分の無会話時間、月1のデジタルオフ、行動の狙いを書く——どれも実に合理的である。カレンダーは行動の履歴であり、未来の設計図。これを整えるだけで、私の仕事はもっと深く、もっと速くなるだろう。


AIは時に鏡になる。忙しさを誇るつもりはない。ただ、私は何に時間を使い、どこで喜びを得ているのか。その輪郭が立体的に浮かび上がった。人に会うとき、私は生きる。そして静かに整える時間もまた、私を支える。


これからの3ヶ月は、少しだけ整えながら、私はまた走り続ける。

2028年の自立自走へ向けて、そしてAI芳永が羽ばたく未来へ向けて。

よりよく生きるために。

ree







 
 
 

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