「捨てる」先の未来
- ncu807
- 2月18日
- 読了時間: 1分
福岡、大分、五日目。
この街の熱に巻かれながら、私の思考は研ぎ澄まされている。
今回の出張の目的は明確だ。商談、研修、会議。
だが、その奥にある真のテーマは、弊社の「下期戦略」を確定させることにある。
戦略は、冷暖房の効いた机上では決して決まらない。
動きながら決め、会いながら磨き、話し、ぶつかり、削ぎ落とす。
現場の温度、相手の目の光、空気の重さ。
それらを生身の感覚で捉えて初めて、戦略に「血」が通うのだ。
今月、私は63歳になった。
残された時間は、決して無限ではない。
だからこそ、今回の出張は「何をするか」以上に、「何をしないか」を冷徹に決めるための時間と心得ている。
商談で可能性の輪郭を測り、研修で言語化の精度を研ぎ澄ませ、会議で、あえて「やらないこと」を切り捨てる。
福岡には特有の熱がある。
東京とは違うリズムだが、確実に前を向く強烈なエネルギー。
今回もいくつかの種を蒔いた。芽が出るかは神のみぞ知る。
だが、蒔かなければ未来は1ミリも動かない。
下期は、構造で勝つ。
属人的な感覚に頼るフェーズは終わった。
冷徹な設計図に基づき、組織を動かしていく。
残りは三日間。
この街の熱を、そのまま戦略の核に叩き込む。
まだ、終わらない。




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