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絞るから伸びる

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:1 時間前

商売の基本は実にシンプルである。


作って売るか。

仕入れて売るか。


この二つしかない。


作るなら

・何を作るのか

・誰に売るのか

・なぜ自分が作るのか


仕入れるなら

・何を仕入れるのか

・誰に売るのか

・なぜそれを扱うのか


この基本が決まっていなければ、商売は成立しない。


しかし多くの会社は、ここが曖昧である。

何を売るのかもぼやけている。

誰に売るのかも決まっていない。

だから事業がぶれる。


その結果どうなるか。

中小企業の生存率は

・3年で約50%

・5年で約30%

・10年続くのは約10%

と言われている。


難しい経営論の前に、まずこの基本がある。


ここで思い出すのが

半導体メーカー ローム の話である。

創業者の 佐藤研一郎 は、普通の会社とは逆のことをした。

電子部品メーカーは普通、

顧客の要望に応えて製品の種類を増やしていく。


しかしロームは違った。

扱う部品を 絞った のである。

自分たちが品質で勝てる部品に集中する。

そしてそれを大量に作る。


すると何が起きたか。

品質が上がる。

コストが下がる。

世界中のメーカーが使う 標準部品 になる。


さらに有名な話がある。

ロームは長い間、営業をほとんど置かなかった。

理由はシンプルである。

良い部品は自然と売れる。


電子機器メーカーの技術者は品質を極めて厳しく見る。

性能が良く安定供給でき価格が合理的なら、営業が売り込まなくても採用される。


そういう思想であった。


多くの会社は、商品を増やし営業を増やし事業を広げようとする。

しかしロームは逆である。


作るものを絞った。

だから強くなった。


経営とは増やす仕事ではない。

選ぶ仕事である。


何をやらないのか。

どこに集中するのか。


この決断ができる会社だけが長く続くのだと思うのである。


 
 
 

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