【新刊発売】『経営者育成研究会④』──8名の経営者が語る“今”をまとめた一冊
- ncu807
- 3 日前
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12月1日、弊社が主宰する研究会の対談を収録した書籍『経営者育成研究会④』が、アマゾンにて発売となりました。
第4巻となる本書では、8名の経営者・実務家の語りを収録しています。
AI時代における経営の変化を、大げさに語るのではなく、現場の事実として静かに整理した一冊です。
AIやDXといった言葉が先行しがちな状況の中で、「現場で何をどう判断してきたのか」という等身大の記録をまとめました。
■ 収録内容
本書に収録されている8名の対談内容は以下の通りです。
1. 法務・AIガバナンス
加茂 翔太郎 氏(弁護士)
AI活用を「安全面」と「効率面」に整理。入力情報の扱いや権利侵害リスクなど、法務から見た基本的な視点と実務的な対応について。
2. 物流・地域課題
河合 秀治 氏(株式会社セイノーラストワンマイル)
買い物弱者支援、薬剤配送、外国人ドライバーの受け入れなど、物流事業と地域課題を接続する具体的な取り組みについて。
3. 新規事業開発
宮木 俊明 氏(新規事業家)
「鳥の目・虫の目・魚の目」という3つの視点を軸に、事業構造を捉えなおし、構築するための方法論について。
4. 人材・組織
松田 晃和 氏(人材マッチング専門家)
金融機関での長い経験をもとにした、経営幹部の紹介や社長交代支援など、きれいごとではない現実の人材課題について。
5. DX・働き方改革
松本 国一 氏(富士通株式会社)
DXを「目的」から考える必要性を提示。海外事例との比較をもとに、組織変革の順序を丁寧に整理・解説。
6. インバウンド・観光
董 路 氏(株式会社TakeMe)
訪日客向けサービスにおける言語・決済・予約の壁を技術で解消する仕組みと、積み上げられた事実について。
7. 成熟社会の経営
並木 将央 氏(株式会社ロードフロンティア)
人口構造の変化を前提に、成熟社会において企業や地域が備えるべき視点と、これからの経営のあり方について。
8. バイオベンチャー・長期投資
福本 拓元 氏(株式会社ユーグレナ 共同創業者)
創業期の危機からミドリムシ事業の立ち上げ、2030年に向けた計画まで。長く積み重ねた事実と経営判断の記録。
■ 本書の発刊にあたって
8名の語りに共通しているのは、技術の活用や事業の方向性を声高に主張するのではなく、現場で起きていることとして淡々と整理している点です。
研究会としても、引き続き対話を重ね、その時々の現場の空気を丁寧に残していきたいと考えております。本書が、経営の判断に向き合う方々の確かな手がかりとなれば幸いです。
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