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ゼロから始めたご縁のちから

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 10月30日
  • 読了時間: 2分

昨日、とあるIT企業の支店開設記念パーティーに招待いただいた。

政財界の著名人を含め、175名もの来場者が一堂に会する盛大な場。

創業からわずか10年で年商100億円を超える企業の力を、肌で感じる機会であった。


私は数ヶ月前、その企業の社長にFacebookでメッセージを送り、オンライン面談を行った。

そして当日会場にいた数名の経営者を、その社長にご紹介させていただいた。

たいしたことは出来なかったが、少しはご縁をつなぐ一端を担わせて頂けた。


ただ、正直なところ、その場で私を知る人も私が知っている人もほとんどいなかった。

けれど、それは当然だろう。


4年前にこの事業を立ち上げたとき、私自身、自分のことをよく分かっていなかった。

何ができるのか、何がしたいのか。手探りの中で、ひとつずつ打ち手を増やしていった。

それが積み重なり、今では全国で1,000名を超える経営者の方々に、名前だけは覚えていただけるようになった。


有り難いことに、ここ1年でその広がりが加速している。

SNS から次々にご縁が連なり、年末から来年にかけてはさらなる展開が見込めている。

そのことを思うと、思わず頬が緩んでしまう。


さて、本題に入ろう。

私はこの「ご縁をつなぐ力」を、誰かに伝えたい。

無償で、且つ惜しみなく。


ただし、一つだけ条件がある。

それは、「自分だけに抱えないこと」。


自分のために使うことは構わない。だが、もし出会った経営者の中で「この人は応援したい」と思える人がいたなら、ためらわず手を差し伸べてほしい。

その一点だけを約束してくれれば、私はいくらでもそのノウハウを伝えたいと思っている。


本来であれば、これを「経営者育成研究会の次期代表」にのみ渡したいという構想もあった。

だが、実際にやってみるとそう簡単なことではない。


志があっても、タイミングや相性、組織との関係性など、乗り越えるべき課題は多い。

それでも、種を蒔いておけば、いずれ芽吹くこともあるだろう。


思えば、4年前の私は、まさにその種だった。

まだ誰にも知られておらず、自分の可能性すら疑っていた。

けれど、その私が少しずつ前に進み、ご縁の中で育ててもらった結果、今こうして振り返ることができている。


だからこそ今度は、次の誰かにこのバトンを渡したい。

ゼロから始めたこの力を、他の誰かのために使ってもらいたいのだ。


では、あなたは今、自分の中にある「誰かのための力」に気づいているだろうか?

そしてその力を、開花させるお手伝いが出来るなら私は本望だ。



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