営業を設計せよ
- ncu807
- 2月13日
- 読了時間: 2分
営業の裏側を、あえて言語化してみたい。
ある保険営業の流れだ。
―――
「最近、◯◯市でクレーンの死亡事故がありましたよね。」
少し間を置く。
「交通事故は珍しくありません。ニュースにならない事故が、毎日起きています。」
静かに続ける。
「もし3ヶ月、働けなかったら。半年なら。1年なら。」
視線を合わせる。
「住宅ローンは? 教育費は? 生活費は?」
紙に数字を書く。
生活費◯◯万円
教育費他◯◯万円
「半年で◯百万円です。」
沈黙。
「十分な蓄え、ありますか?」
否定はしない。
「仮に貯金があったとしても、それを崩して平静でいられますか?」
そして最後に問う。
「守りたいものはありますよね。そのための“準備”はしていますか?」
―――
この流れで組み立てると、契約率は上がる。
なぜか。
話術ではない。
熱量でもない。
人格でもない。
「順番」だ。
① 問題を提示する
② 自分事にする
③ 未来を見せる
④ 選択肢を並べる
⑤ そして決断の余白を置く
人はこの順番で動く。
順番を設計せずに、「もっと頑張れ」「もっと気合だ」と言っても、成果は安定しない。
営業を個人の才能に委ねている限り、組織に自由はない。
エースがいれば伸び、いなくなれば崩れる。
それは営業力ではなく、「依存」だ。
誰がやっても同じ結果が出る構造を築くこと。
それが経営者の、そしてリーダーの仕事ではないか。
根性論を卒業し、設計図を描く。
あなたの組織に、その図面はあるだろうか?




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