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夢のコミュニティ実現に向けて

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 9月3日
  • 読了時間: 2分

二十数年前、私はチャットルームにハマっていた。

当時「ゆめみ亭」というサイトがあり、毎日のように入り浸っていたのを覚えている。


ルームは年代別・地域別・趣味別・キーワード別と多彩に用意されていて、常に50部屋ほどが開かれていた。よく訪れる部屋で常連になれば会話が弾み、自然と仲間ができていった。その縁が後に「バーチャルカンパニー」を立ち上げるきっかけにもなった。


ある時、ふと疑問がわいた。

「このサイトを運営しているのは誰なんだろう?」


調べて回った結果、たどり着いたのは京大の学生だった。当時はうたい文句通り「日本最大級のチャットルーム」であり、それを学生が管理運営していると知って驚いた。面白い。すぐにアプローチを始め、思ったよりも容易につながることができた。


ネット上でやりとりを重ね、ほどなく私は彼を訪ねて京都へ向かった。その際は一緒にとある上場企業の工場見学までした。懐かしい思い出である。

その後は自然と疎遠になったが、今や彼は従業員400名を抱えるIT企業の経営者になっている。またいつか再会したいものである。


紀元前3200年、象形文字が生まれて以来、人類は文字を通じて意思を伝達し続けてきた。そして今、ChatGPTをはじめとする生成AIが新たなコミュニケーションのファクターとなりつつある。


二十数年前、私はチャットルームで人と出会い、関係を築いた。

ただ当時は「リアルに会う」以外の面談方法が存在しなかった。

しかし今は違う。オンラインで会話することで、時間と距離の制約は大幅に緩和された。そこに文字のやりとりやSNSが補完として機能している。


日本のSNS利用者は2024年末で約8,500万人に達したといわれる。

人が一生で出会う人数は数千人から数万人程度。もし85年の寿命で毎日1人と出会ったとすれば、約31,000人に出会う計算になる。だが社会人類学者ロビン・ダンバーによれば、深い関係を築ける人数は150人程度だとされており、これは「ダンバー数」と呼ばれている。


話は少し脇に逸れたが、文字のやり取りだけでも十分に意思疎通は図れるし、新しい人間関係も構築できる。

事実、私はこの4年でSNSを通じて6,000人以上の経営者とつながり、その多くの社長とオンライン面談をした。リアルにお会いした方はまだ半数に満たないが、それでも全国に良好な関係性を築けていると感じている。


2028年秋までに「1,000人の経営者コミュニティ」を実現したい。

夢を見るのは自由である。

いくつになっても夢を見続ける挑戦者でありたいと思う。



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