小さな戦場から始まる平和
- ncu807
- 8月15日
- 読了時間: 1分
80年前の今日、日本は戦争をやめた。
しかし世界に目を向ければ、絶え間なくどこかで争いが続いている。
力で物事を解決しようとする時、必ず弱き者が泣きをみる。
そして、話し合いでまとめようとしても、力がなければ正論も意味を持たない。
ならば、力を持つべきなのか。
この問いが80年経っても進展しないのは、日本が平和だからかもしれない。
卑怯ながら、こう言いたい。
争いは自分に向けよ、と。
弱い自分と戦い、言い訳をして怠けようとする心と向き合いたい。
他人を見捨て、自分さえ良ければと思う自我と格闘したい。
そう思う人が、ほんの少しでも増えるように。
そのために、範となる日常を送りたい。
80年前、時代を恨みながら死んでいった多くの人々。
今なお銃声と爆音に怯えて暮らす人々。
彼らの願いは、きっと「生きたい」というただひとつの思いだったはずだ。
平和は、遠い国の話ではない。
それは、自分という小さな戦場からしか始まらないのだから。




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