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量と質そして時間

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 2月20日
  • 読了時間: 2分

福岡、大分そして今日は福岡。

旅は7日目の朝を迎えた。


札幌との寒暖差は20度。

雪のない2月は、少し不思議だ。

空気が変わると、思考の輪郭もはっきりしてくる。


2021年に経営者育成研究会を立ち上げて以来、私は「1,000名のネットワーク」を掲げてきた。

この5年で、8,000人以上の経営者と向き合ってきた。

広げることは、できた。

出会いも、対話も、確実に増えた。


だが——

増えたことと、深まったことは同じではない。

人数が増えれば増えるほど、一人ひとりの輪郭は薄くなる。

名前は知っている。

投稿も目に入る。

しかし、本当に同じ方向を向いているかまでは分からない。


それは誰のせいでもない。

構造の問題だ。


そして、もう一つ。

自分自身の“残り時間”の問題でもある。

平均寿命を基準にすれば、まだ時間はある。

だが、本当に意識すべきは健康寿命だ。


自分の足で動き、自分の頭で決め、自分の責任で引き受けられる時間。

その持ち時間は、無限ではない。


だから、数を追うことをやめる。

繋がりの多さではなく、関係の質を選ぶ。

ただ知っている関係から、共に形にし、共に結果を出す関係へ。


私はあなたを見てきた。

選択も、姿勢も、沈黙も。

あなたも、私を見てきたはずだ。

だからこそ、曖昧なままにはしない。


広げない。

深める。

数を減らすというより、責任を持てる範囲に戻す。


優しさだけでは続かない。

結果が伴わない関係も、やがて薄れる。

ここからは、静かに、しかし確実に、「結果を出す関係」だけで歩いていく。


九州の空は穏やかだ。

その穏やかさの中で、冷静な決断をした。


残り時間は、量ではなく質に。


 
 
 

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