「今」と「未来」を語る経営者へ
- ncu807
- 7月30日
- 読了時間: 2分
経営者なら今を語れ。過去の栄光にすがるのではなく、現在と未来にこそフォーカスすべきだと、私は常々感じている。年齢を重ねるとどうしても昔話が増えてくるのは仕方ないことかもしれない。特に経営者同士の会話では、過去の武勇伝を語る場面に出くわすことが多い。
だが、私はそういった過去の話にはあまり関心がない。正直なところ、それらはネットで検索すればいくらでも出てくる情報である。それよりも私が本当に知りたいのは、「今、何をやっているのか」「その取り組みがどのようにビジネスとしてスケールするのか」という、現在進行形の話であり、未来への展望なのだ。
不思議なことに、年上の方だけでなく、40代という比較的若い経営者ですら、過去の栄光ばかりを語るケースがある。それはもしかすると、今うまくいっていないからこそ、過去の実績にすがっているのではないか。そう感じてしまう瞬間がある。
先日お会いした、私よりも一回り以上年上の経営者の方は、その真逆だった。ご自身の現在のチャレンジや、未来のビジョンについて、目を輝かせながら熱く語ってくださった。その姿は実にエネルギッシュで、私に大きな刺激と感動を与えてくれた。
やはり、真に尊敬できる経営者とは、過去の成功に安住せず、「今」に真剣に向き合い、「未来」に向かって走り続けている人だと、私は思う。現状を語ることは勇気がいる。しかし、それこそが信頼と共感を生む。そして、そういった姿にこそ人はついてくるのだと思う。
あなたは今、何を語っているだろうか? もしも次に語るべきことが見つかっていないのなら、ぜひ「今」と「これから」を一緒に考えていきたい。私は、そういう仲間と未来を切り拓いていきたい。




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