批判ばかりしてると、角が生えてくる?
- ncu807
- 7月22日
- 読了時間: 2分
更新日:7月24日
子どもの頃、「テレビばっかり見ていると今にしっぽが生えてくる」というCMソングがあった。たしか1975年頃、サンヨーのリモコン付きカラーテレビ「ズバコン」のCMだったと記憶している。半世紀近く経った今でも耳に残っているのだから、CMの力は侮れない。
最近テレビを観ていると、やたらと批判ばかりが目に付く。政治家は他党を、知識人は国や政策を、コメンテーターは誰彼構わず言葉の刃を向けている。自分自身もそうだ。「そのしゃべり方は気に食わない」「論点がずれている」「知ったかぶりするな」などと、つい心の中で毒を吐いてしまう。
しかし考えてみると、他人からの批判を素直に受け入れる人など、ほとんどいないのではないか。親しい人に言われればまだしも、知らない誰かに論破されたり、理詰めで説教されたところで、腹の中では「うるせぇな」と思ってしまうのが人間の本音である。
批判というのは、スパイスのようなものかもしれない。ワサビはほんの少しだから美味いのだ。胡椒は瓶ごと入れたら食べられたものではない。私は一味唐辛子が好きで、味噌汁にも入れたりするが、昨日食べた味噌ラーメンには入れなかった。スープそのものが美味ければ、わざわざスパイスを足す必要はない。
先日、付き合いの浅い経営者に、慎重に言葉を選んでアドバイスをした。強く言ったつもりはなかったが、結局は批判と受け取られ、距離を置かれてしまった。共に何かを創ろうとする場面では、批判はむしろ邪魔になることもあるものだ。
頭の中で、またあのメロディーが流れてきた。
「批判ばっかりしていると、今に角が生えてくる~♪ それは大変、大変だ~ 鬼になったらどうしよう?」

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