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批判より創造を──希望が人を動かす時代へ

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

日々、SNSやニュースを見ていると、「それはおかしい」「間違っている」「許せない」と感じることがある。私自身もこれまで、ビジネスや人生の中で、数え切れないほどそうした感情に出会ってきた。怒りや不満は、たしかに強いエネルギーを持つ。ときには人を突き動かす原動力にもなる。しかし、それで物事はどう変わったのだろうか。


批判には瞬間的な力がある。しかしその火力は長く続かない。怒りや不満は、熱しやすく冷めやすい。だから、怒りを燃料にして走ると、途中で息切れしてしまうのだ。さらにやっかいなのは、批判を繰り返せば、いつの間にか「敵」が増えてしまうこと。相手を否定し続ければ、反発を生むのは当然である。気づけば、自分が対立の中心に立っていることもある。


もちろん、社会に問題提起することは大切である。私も、NCUを立ち上げた背景には、「このままではいけない」という問題意識があった。ただし、批判だけで終わってしまっては意味がない。「で、あなたはどうしたいのか?」という問いに、行動で応えることが求められている。


本当に社会を動かしてきたのは、「こうしたい」「こうなってほしい」という願いを持つ人たちだった。子どもたちの未来を守りたい。働く人が笑顔で過ごせる社会をつくりたい。理不尽な世の中を変えたい。そうした希望や創造の想いこそが、人の心を動かし、行動を持続させる力になる。


私たちがこれから問われるのは、「何に怒ったか」ではなく、「何を創ったか」である。批判するより、提案を。怒るより、対話を。壊すより、築くことを。そうした選択をできる人が、時代を前に進めていくと信じている。


怒りや不満を感じることは、人間として当然である。でも、それを行動の中心にしてはいけない。短距離は走れても、長距離は走れない。人生も経営も、マラソンのようなものである。持続するには、希望とビジョンが必要なのだ。


あなたは、どんな未来を願っているだろうか。そのビジョンこそが、行動の原点になる。批判だけでは変わらない。でも、希望をもって動けば、世界は必ず少しずつ変わっていく。


あなたの一歩は間違いなく世界を82億分の1前進させるはずだ。




 
 
 

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