人のブロックチェーン
- ncu807
- 5 日前
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AIの進化によって、個人のスキルは急速にコモディティ化している。
文章、企画、分析──かつて「強み」と呼ばれたものの多くは、すでにAIの領域である。
では、最後に残る人の価値とは何か。
それはリアルの信用である。
デジタルの世界では、実績も物語もいくらでも盛れる。
しかし、信用だけは盛れない。
・誰が、誰を、どんな文脈で紹介してきたか
・どんな人たちと、どれだけの時間を共にしてきたか
これらは改ざん不可能な履歴であり、時間の堆積そのものである。
私はこれを「人のブロックチェーン」と呼びたい。
誰と関わり、誰を信じ、困難な局面でどう振る舞ったか。
その連なりは一本の鎖となり、AIには決して生成できない資産となる。
信用の構築は非効率で、遅い。
しかし、時間をかけなければ積み上がらないからこそ、簡単には崩れない。
AIは最適解の材料を出すことはできる。
だが、最終的な判断と責任を引き受けるのは常に人である。
「この人が言うなら大丈夫だ」
その直感的な信頼こそが、これからの時代の最強の通貨になる。
スキルを磨く前に、誰と、どう生きてきたかという履歴を磨く。
AIで効率化し、人は信用の構築に集中する。
それが、これからの時代を生き抜く本質的な強さである。




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