top of page

答えより聞き方

  • 執筆者の写真: ncu807
    ncu807
  • 7 時間前
  • 読了時間: 2分

GPTに何かを聞き、

「悪くはないが、どこか腑に落ちない」

そう感じたことは、多くの人にあるはずである。

往々にして、その違和感は放置される。

「AIも万能ではない」

そう結論づけて思考を止めてしまうこともある。

しかし、その時点で止まるかどうかが、AIの使い方の分かれ目になる。

答えがいまいちだと感じたら、その回答をそのままGeminiに渡す。

そして、こう指示すればよい。

「この答えはいまいちである。

私がなぜそう感じたのかを推測し、その根拠と、あなたの最適解を示せ」

すると、言語化できていなかった違和感の正体が整理され、同時に、より構造化された別解が提示される。

答えの改善と、思考の内省が同時に起きるのである。

ここで重要なのは、「どのAIが優れているか」ではない。

AIをどう使い分けるかである。

AIの答えの質は、質問の質で決まる。

しかし人間の質問は、たいてい未整理で、感覚的で、途中経過にすぎない。

だから私はこう考えている。

AIに聞く前に、AIにどう聞くかを聞けばいい。

NotebookLMを使う際も同じである。

「NotebookLMに聞きたい。そのための指示書を作れ」

そう命じれば、自分の曖昧な関心や問題意識は、精度の高い命令文へと変換される。

思考が未完成でも構わない。

完成させる役割を、AIに委ねればいい。

AIは役割分担すると、さらに力を発揮する。

例えば、

GPTsの作成プロンプトは、抽象化と発想の広がりに強いGeminiに考えさせ、

Base44のアプリ指示書は、論理構成と工程整理に長けたClaudeに書かせる。

どれが正解かではない。

適材適所で使うだけである。

では、人間、特に経営者は何をするのか。

それは、方向を決め、違和感を感じ続けることである。

AIは社員であり、実務も思考も肩代わりしてくれる。

しかし「この答えで本当にいいのか」「何かがズレていないか」を感じ取る責任は、経営者にしか持てない。

その矜持を手放した瞬間、AIは便利な道具から、ただの思考停止装置になる。

AI時代に必要なのは、答えを出す力ではない。

問いを育てる力である。

そしてその問いは、AIと一緒に育てていい。

それが、私なりのAIとの向き合い方である。


 
 
 

コメント


bottom of page